1981 LesPaul Heritage Award

・HERITAGE AWARD (#**)
Production 50 instruments.

・"HERITAGE AWARD" on turss rod cover.
・Small head 17°.
・Grover peg.
・Mahogany 1P neck.
・Ebony fingerbord.
・Center 2P bookmachd mapletop.
・Mahogany 1P back
・Hambucking pickups.
・Nashivill tune 0 matic bridge.
・Gold-plated hardware..
・Hat knob

HERITAGE'80ELITEのゴールドパーツ仕様で、僅か50本しか生産されていない超レアなモデルである。その数はあまりにも少なく資料も殆ど無いため、どのような経緯で作られたかは定かでない。そのため、このページはギャラリーとして10枚の画像を掲載した。

Heritageシリーズ最高の木材で作られており、トップのハードメイプルとバックのマホガニーが素晴らしい。

ジャックプレートはもとより、ビス一本に至るまで、全てゴールドパーツが使われている。

菱型のエンドピンは当時、箱ものなどの上級機種に使われていたものを流用している。

マホガニー指板はHeritage80 Eliteの仕様であるが、フレックの入ったフレームトップはHeritage80の仕様であり、
二つのモデルを統括して作られていることから、Heritage 80 の販促用として作られた可能性もある。

トラスロッドカバーには金文字で HERITAGE AWARD の文字が入れられている。
HERITAGE AWARDの為に50枚だけ作られたのだろう。

1982年の広告の一部。Heritage 80のフレームトップはトラ目と呼ばれ、Heritage 80 Eliteのキルトトップは当時タマ目と称して販売されていた。
また、58Vintageも当時は58と59の区別は無く、後から82年のローズ指板は58Vintqfe、83年のエボーニー指板は59Vintqgeと呼ばれるようになった。そのため今でもこの2つは曖昧な表現をされている事が多い。

この広告でも解るように、当時の広告に Heritage Award の記載は無く、日本へは輸出されていなかった可能性が高い。

ちなみに価格はHeritage89が \447,000 Eliteが \516,000、Vintageが \580,000と、杢目によって価格が異なっており、現在のHistoric Collectionと同様である。。

当時はHertage80の仕様が好みでなければ58Vintageを選べたのだか、グローバーペグのHeritage80の方が、生音の響きが良く人気が高かった。

Gallery